近年全国各地で頻発する地震、温暖の影響により巨大化する台風
による瓦屋根の被害が多発しいます。
令和4年建築基準法の改正に伴い、瓦屋根設計施工ガイドライン
が発令し指針となりました
屋根施工の留め付け基準が強化され、瓦の全数結束と棟部施工の
重要性、強靭性のアップが求められます。
地震や台風の被害を一番受けるのが、屋根の於いては棟部になります。
改良ガイドライン工法に基づく棟部の施工要領のポイントは、金具を固定し、のし瓦を結束、落ちない崩れない棟を施工しなければなりません。
登録済みのガイドライン工法に加えて、今回 滋賀県瓦工事組合 発案の施工要領をご紹介いたします、
施工効率化、リーズナブル化、部材確保の容易化を重点に
3種の工法を試験し合格を頂きました。
のし瓦12段積みは、日本建築伝統の母屋造りにも適用でき
瓦屋根の美しさと重厚感を引き継ぐ為にも活用して頂きたい
と思います。